【メディア掲載のお知らせ】読売新聞・滋賀発ニュース【発酵醸造食品機能性研究センター】
2025.02.06
滋賀県下の市販鮒寿司に含まれる乳酸菌に関する研究成果が紹介されました
2025年2月5日(水)発行の読売新聞・滋賀発ニュースとして、龍谷大学 発酵醸造食品機能性研究センターおよび農学部、滋賀県立琵琶湖博物館などの研究グループが関わる研究成果が紹介されました。同記事では、田邊公一教授(本学農学部 食品栄養学科)がコメントしました。
【→記事情報】読売新聞オンライン「ふなずし 快腸導く乳酸菌 | 龍谷大農学部など分析」(2025.02.05)
同研究では、滋賀県の伝統的な発酵食品である鮒寿司について、滋賀県内27箇所の市販鮒寿司を対象に乳酸菌叢を解析したところ、Lactobacillus属の2種の乳酸菌が優占種となることが判明しました。
詳細は以下の記事を参照ください。
【→関連記事】市販鮒寿司に含まれる微生物叢解析と成分分析結果を公表(2025.01.10)
また、同研究グループメンバーが関わる研究報告会『江戸時代のフナズシに、挑戦する』が2025年3月15日(土)13:30〜17:00、琵琶湖博物館セミナー室において開催されます。
※申込不要、参加無料。ご興味ある方はぜひふるってご参加ください。
【→イベント詳細】https://hakko.ryukoku.ac.jp/blog/events/250315/

滋賀県の伝統的な発酵食品であるフナズシは、琵琶湖固有種のニゴロブナをご飯と共に丸ごと漬け込んで乳酸発酵させたものです。乳酸菌には腸内環境を整える効果、整腸作用が期待できることから、滋賀県では古くからフナズシは薬効がある食品としても伝わってきました。